パレート裾推計
ぱれーとすそすいけい
- 裾推計
- パレート分布
上限が公表されていない最上位の階級について、 その内側のどこかにある境界を推定する方法です。
考え方
所得や資産の分布では、高い方へ行くほど人数が一定の割合で減っていきます。 その減り方(形)を、公表されている最上位の2つの階級から求め、 同じ形がその先も続くと仮定して延長します。
限界
この方法は「裾の形がその先も同じように続く」という仮定に立っています。
実際の分布がその形から外れれば、外側へ行くほどずれます。 上位1%より外の値ほど、幅を持って受け取ってください。
このサイトでは、この方法で出した値に必ず推計の印を付け、 図でも実線と破線で区別しています。
推定できないこともあります
最上位の階級の件数が0だったり、上の階級ほど人数が増えていたりすると、 形そのものが求まりません。 その場合は算出を中止し、値を出しません。
なぜこの形を仮定するのか
所得や資産の分布では、高い側の減り方が 「◯倍になるごとに人数が一定の割合で減る」形に近くなることが 経験的に知られています。パレート分布はその形を表したものです。
ただしこれはそうなりやすいという経験則であって、 必ずそうなると決まっているわけではありません。
使わない判断もします
最上位の階級に入る割合が大きすぎる場合、 裾を何倍も外へ延長することになり、推計の幅が結論を変えてしまいます。 そのときは算出せず、算出できない理由をページに書きます。